スタッフブログ

こんにちは。大分市の外壁塗装・屋根塗装専門店、プロタイムズ大分大道店(株式会社佐藤塗工)です。今回は、外壁塗装の工期が何日かかるのか、工程ごとのスケジュールや工期が延びる要因について分かりやすく解説します。

「工事は何日くらいで終わるのだろう」「工事中は家にいた方がよいのか」「旅行や仕事の予定は入れても大丈夫なのか」と、不安を感じる方は少なくありません。外壁塗装は塗る作業だけでなく、足場設置や高圧洗浄、下地処理、乾燥、検査など複数の工程を経て進むため、工期が分かりにくい工事です。

この記事では、外壁塗装の標準的な工期の目安、工程ごとの日数、工期が延びる主な要因、工事期間中の生活への影響や事前に確認しておきたいポイントまで、順番に解説します。工事前にスケジュールの全体像を把握しておくことで、予定を立てやすくなり、安心して工事を迎えられるでしょう。

まずは、外壁塗装にかかる一般的な工期の目安から確認していきましょう。

なお、外壁塗装全体の基礎から確認したい方は「外壁塗装の全知識はこちら」をご覧ください。補助金・助成金制度について先に確認したい方は、「大分市の外壁塗装 補助金・助成金制度はこちら」も参考になります。

外壁塗装の標準的な工期(日数の目安)

まずは、外壁塗装が何日かかるのかについて、建物の種類ごとの目安を確認していきましょう。日数を把握しておくことで、生活の予定や近隣への案内が立てやすくなります。

戸建て住宅(外壁のみ)の工期目安

30坪程度の戸建て住宅で外壁のみを塗装する場合、工期の目安は2週間程度です。足場設置、高圧洗浄、乾燥、下地処理、養生、下塗り・中塗り・上塗り、検査、足場解体という一連の流れをすべて含めての日数となります。

外壁面積がコンパクトで、形状が整っている住宅であれば、10日前後で完了する場合もあります。一方、劣化の程度によって補修工程が加わると、3週間近くを要するケースもみられます。

戸建て住宅(外壁+屋根)の工期目安

外壁と屋根を同時に施工する場合、工期の目安は3週間~1か月程度です。屋根塗装にも下塗り・中塗り・上塗りの各工程と乾燥時間が必要になるため、外壁のみの場合より工期は長くなる傾向にあります。

外壁と屋根を同時に施工することで、足場を1度で共有できるため、費用面のメリットも合わせて検討するとよいです。

アパート・マンションの工期目安

10世帯程度のアパートやマンションでは、1か月〜1か月半程度が目安です。戸建て住宅と比較して塗装面積が大きく、共用部・専用部の作業調整も必要になるため、日数に幅が出てきます。

建物の規模、劣化状況、共用部の補修範囲、シーリング打ち替えの有無によって工期は変動します。管理組合や居住者への告知期間も含めて、余裕のあるスケジュールで計画することが大切です。

日数はあくまで目安

これらの日数は、あくまで一般的な目安となります。天候、補修の範囲、建物の大きさ、形状、塗装面積によって前後する点は押さえておきましょう。

工期を短くすることだけを優先すると、塗料の乾燥時間や下地処理が不十分になり、仕上がりや耐久性に影響する場合があります。工期の短さよりも、必要な工程を丁寧に進めてもらえるかどうかを確認するようにしてください。

なお、工期とあわせて気になるのが費用です。30坪程度の戸建て住宅で外壁のみを塗装する場合、費用の目安は80万円〜130万円程度、外壁と屋根を同時に施工する場合は120万円〜170万円程度とされています。使用する塗料の種類や劣化状況によって金額は変動するため、具体的な費用は現地調査後の見積もりで確認するとよいでしょう。

工程別の日数内訳

外壁塗装の工期には、塗装作業以外にも複数の工程が含まれています。ここでは、戸建て住宅で外壁のみを塗装する場合の一般的な工程例をもとに、それぞれの工程にどの程度の日数がかかるのかを見ていきましょう。

なお、工程によっては同日に進められる部分もあり、合計日数は各工程の単純な合計とは異なる場合があります。外壁と屋根を同時に施工する場合は、屋根の下地処理や塗装工程、乾燥時間も加わるため、3週間〜1か月程度を目安にしておくと安心です。

足場設置(1日程度)

工事の初日には、まず足場を組み立てます。作業員の安全確保と、高所での塗装品質を保つために欠かせない工程です。周囲には塗料の飛散を防ぐための飛散防止シートを設置します。

作業時間は建物の規模によりますが、半日〜1日程度で完了します。騒音が発生しやすいため、近隣への挨拶を済ませたうえで行うのが一般的です。

高圧洗浄と乾燥(1日+1〜2日)

足場設置の翌日には、高圧洗浄機を使って外壁の汚れ、コケ、旧塗膜のチョーキング粉を洗い流します。作業自体は1日程度ですが、その後、外壁を十分に乾燥させるために1〜2日程度の乾燥期間が必要です。

※チョーキング粉=劣化した塗料が粉状に浮き出たもの。

外壁が湿ったまま塗装を進めると、塗料の密着不良や剥がれの原因になります。乾燥時間を確保することは、仕上がりに直結する大切な工程です。

下地処理(1〜2日程度)

外壁のひび割れ(クラック)補修、シーリングの打ち替え、サビ止め処理などを行う工程です。目安としては1〜2日程度ですが、劣化状況によっては日数が増えることもあります。

下地処理は、塗料の密着や耐久性を左右する重要な工程です。目に見えにくい部分ではありますが、丁寧に施工することで塗装後の仕上がりが長持ちする傾向があります。

養生(半日程度)

窓、玄関ドア、サッシ、植木、エアコン室外機など、塗料が付着してはいけない部分を専用のシートやテープで保護する作業です。半日程度が目安となります。

養生の精度によって、仕上がりの美しさや作業効率が変わってきます。窓を養生している時間帯は開閉が難しくなるため、事前に生活への影響を確認しておきましょう。

塗装作業(下塗り・中塗り・上塗りで各2日程度)

塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回に分けて行うのが基本です。1つの工程に2日程度かけて進めるため、塗装作業だけで1週間程度を要します。さらに付帯部塗装も行う場合は、塗装作業全体で2週間程度かかることもあります。

下塗りは、外壁と上塗り塗料をしっかり密着させるための塗料です。中塗り・上塗りは同じ仕上げ用塗料を2回重ねることで、塗膜の厚みと均一な仕上がりを確保します。各工程の間には、塗料メーカーが定める塗り重ね乾燥時間を守らないといけません。

※塗り重ね乾燥時間=塗料が次の工程に進める状態になるまでの待ち時間。

乾燥確認・検査(半日〜1日程度)

上塗りが終わったら、塗り残しや仕上がり具合を確認する検査を行います。半日〜1日程度が目安です。付帯部の状態も含めて、細かくチェックします。

※付帯部=雨樋、破風、軒天など、建物の細かい部分。

必要に応じてタッチアップ(部分的な補修塗り)を行い、仕上がりを整えていきます。

足場解体(1日程度)

すべての工程が完了したら、足場を解体します。1日程度が目安です。解体時には塗料の飛散防止シートも一緒に撤去し、最終的な清掃を行います。

外壁のみの塗装に2週間程度かかるのは、それぞれの工程で必要な作業時間と乾燥時間を確保しているためです。外壁と屋根を同時に施工する場合は、屋根の工程も加わるため、3週間〜1か月程度を目安に余裕を持って計画しましょう。

工期が延びる3つの要因

外壁塗装の工期は、事前に想定していた日程より延びることがあります。ここでは、工期が延びる主な要因を3つに整理しましょう。要因を知っておくことで、予定変更にも落ち着いて対応しやすくなります。

①天候不良

雨や強風の日は、塗装作業を中止する場合があります。塗料が水分の影響で密着不良を起こしたり、飛散のリスクが高まったりするためです。

また、気温が5℃以下、湿度が85%以上の環境では、塗料が乾きにくく、施工に適さないとされています。梅雨の時期や台風シーズンは、あらかじめ予備日を見込んだスケジュールを組んでおくと安心です。

塗装に適した季節や天候について詳しく知りたい方は、塗装に適した季節と天候の関係を解説もあわせてご確認ください。

②激しい下地処理

現地調査時には把握しきれなかったひび割れ、塗膜の浮き、外壁材の欠損、シーリングの傷みが工事着手後に見つかることがあります。補修範囲が広い場合には、その分の作業日数が追加で必要になります。

下地処理を省略すると塗装後に剥がれや雨水浸入のリスクが高まるため、補修内容を確認したうえで、必要な工程は省かずに進めることが大切です。下地処理の重要性については、下地処理に時間がかかる理由と重要性で詳しく解説しています。

③外壁面積が広い・複雑な形状

塗装面積が広い建物、入り隅や出っ張りが多い建物、バルコニーや庇が複数ある建物では、作業時間がかかる傾向にあります。細かい部分ほど、養生や刷毛を使った塗装作業に時間を要するためです。

※入り隅=建物の内側に凹んだ角。

3階建てや複雑な屋根形状の住宅も、通常より工期が長くなる場合があります。

予定より工期が延びる場合は、必ず理由と今後の作業予定を塗装会社へ確認しましょう。工期の延長は単なる遅れではなく、品質や安全を保つために必要な調整である場合もあります。

工事中の生活への影響と準備すること

外壁塗装の工事期間中は、普段の生活にいくつかの影響が出てきます。事前に把握しておくことで、生活面の負担を減らすことが可能です。

窓の開閉と換気の制限

養生中は窓を開けにくい時間帯が発生します。特に、窓周りをテープやシートで覆っている期間は、換気や洗濯物を外に干すことが難しくなります。

換気が必要な時間帯や、洗濯物を外に干したい日がある場合は、着工前に塗装会社へ相談しましょう。工程表を確認しながら、養生を一時的に外せる時間帯を調整してもらえる場合もあります。

塗料のにおいへの配慮

塗装作業中は、塗料のにおいが気になる日があります。特に中塗り・上塗りの日は、風向きや窓の位置によって室内に入り込むことが多いです。

小さなお子様や高齢者、ペットがいるご家庭では、においが少ない水性塗料や低臭タイプの塗料を選ぶ方法もあります。塗料の選定については、見積もり時に相談しておくとよいです。

駐車スペースの確保

足場設置や作業車両の出入りにより、普段使っている駐車スペースが一時的に使えなくなる場合があります。工事期間中の車の駐車場所を、あらかじめ確保しておくことが大切です。

近隣に月極駐車場を借りる場合や、家族の車を一時的に別の場所へ移動する場合は、日数分の費用や手配も忘れずに準備しましょう。足場に関する費用の目安については、足場の設置・解体費用の相場で解説しています。

近隣への挨拶と配慮

着工前には近隣への挨拶を済ませておくことが、トラブル防止につながります。工事期間、作業時間、車両の出入り、飛散防止シート設置による景観の変化などを、あらかじめ伝えておくと安心です。

多くの塗装会社では、着工前の近隣挨拶を代行してもらえます。ただし、日ごろお付き合いのあるご近所には、施主自身からもひと言伝えておくと丁寧な印象になります。

近隣とのトラブルを防ぐ具体的な方法は、工事中の近隣トラブルを防ぐ6つの対策を参考にしてみてください。

工期短縮のために業者に確認すべきこと

工期を短くしたい気持ちはあっても、無理な短縮は仕上がりに影響することがあります。ここでは、契約前に塗装会社へ確認しておきたいポイントを整理しました。

職人の人数と現場の掛け持ち状況

工事にあたる職人の人数と、同時進行している現場の有無を確認しましょう。1つの現場に複数の職人が入るのか、他の現場と兼任するのかによって、進捗のスピードや対応の丁寧さが変わってきます。

現場の掛け持ちが多い塗装会社では、乾燥時間の管理や中間検査が疎かになるリスクもあるため、体制を事前に確認しておくと安心です。

雨天時の対応と予備日

雨天や強風で作業を中止した場合、どのように工程を調整するのか、予備日をどの程度見込んでいるのかを確認しましょう。予備日を含めたスケジュールを提示してくれる塗装会社であれば、天候不良にも柔軟に対応しやすくなります。

「雨が続いた場合はどう対応するのか」「工期が延びる場合の連絡方法はどうなっているのか」まで確認しておくと、着工後の不安が軽減されます。

詳細な工程表の提出

着工前に、工程ごとの予定日を記載した詳細なスケジュール表を提出してもらいましょう。いつ、どの工程を行うのかが一覧でわかる工程表があると、生活の準備がしやすくなります。

工程表があいまいなまま着工すると、途中で工程が省略されたり、乾燥時間が短縮されたりする可能性もあるため、内容の明確さは確認しておきたいポイントの一つです。

追加補修や連絡方法の取り決め

工事開始後に追加補修が必要になった場合の連絡方法や、費用の取り扱いについても事前に確認しておきましょう。追加費用の説明が明確な塗装会社であれば、着工後の認識違いも起こりにくくなります。

極端に短い工期だけを提示するのではなく、必要な工程と予備日を含めて説明してくれるかどうかは、塗装会社を比較するうえで一つの目安です。

余裕を持ったスケジュールで計画しよう

外壁塗装の工期は、外壁のみの戸建て住宅で2週間程度、外壁と屋根を同時に施工する場合は3週間〜1か月程度が目安です。足場設置、高圧洗浄、乾燥、下地処理、塗装、検査、足場解体という工程を省かずに進めることが、仕上がりを左右します。

雨天や気温、補修範囲、建物の形状、屋根塗装の有無によって工期が延びる場合もあるため、旅行、引っ越し、在宅勤務、車の利用予定などを踏まえて、日程には余裕を持たせておきましょう。見積もりや現地調査の際には、工期だけでなく、工程表、雨天時の対応、近隣への配慮まで確認しておくことで、着工後の認識違いを避けやすくなります。

建物ごとに適切な工期は異なるため、まずは現地調査を受けたうえで、工事内容と予定を納得できるまで確認することが大切です。塗装会社を選ぶ際は、工期の説明も確認しましょう。工期・スケジュールを正直に伝える業者の選び方もあわせて参考にしてみてください。

株式会社佐藤塗工(プロタイムズ大分大道店)の公式ホームページでは、有資格者による建物診断、施工事例、費用・プランを確認できます。工期や工事内容を比較しながら相談先を検討する際の判断材料としてご活用ください。

投稿担当者
株式会社佐藤塗工| プロタイムズ大分大道店 
営業事務: 古川
保有資格:ACカラーコーディネーター
投稿監修
株式会社佐藤塗工| プロタイムズ大分大道店 
店長  : 佐藤
保有資格: 外装劣化診断士 二級土木施工管理技士 ドローン検定一級

ピックアップPICKUP