スタッフブログ

皆さんこんにちは!

佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店です。

私たちは大分市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

 

あるとき、ふと目に入ったシーリングのひび割れや黒ずみ。

 

「これって放っておいていいのかな?」

気になりだすと、なんだか落ち着きませんよね。

 

外壁のつなぎ目にあるゴム状の素材、シーリング(コーキング)は、実は住まいの防水性能を左右する、とても大切な部分です。

 

今回は、シーリングの劣化症状と正しい対策について、わかりやすく解説します。

1. シーリングの役割と劣化が起こる仕組み

外壁に使われている板状の外壁材(サイディング)の継ぎ目窓サッシの周囲を埋めているゴム状の素材がシーリング(コーキング)です。この素材には、住まいを守るための重要な役割が2つあります。

防水機能
外壁材同士の隙間(目地)や窓まわりの隙間を、弾力のある素材で埋めることで、雨水が建物内部へ浸入することを防いでいます。
緩衝機能
地震や気温変化で建物が動いた際、外壁材同士が衝突して破損するのを防ぐクッションの役割を果たします。

外壁材よりも先に劣化が進む理由

外壁のつなぎ目を埋めているシーリングは、動く外壁に合わせて伸び縮みできるように「可塑剤(かぞざい)」という柔軟性を保つ成分が多く含まれています。

しかし、この可塑剤は紫外線や熱の影響を受けやすく、紫外線や雨風にさらされているうちに少しずつ揮発していきます。可塑剤が減ると硬くなってしまうため、動きに追従できずにひび割れや破断が起こってしまいます。

外壁塗装の塗膜(とまく:塗料が乾燥して固まった膜)も樹脂でできていますが、可塑剤をほとんど含まないため、シーリングの方が塗膜よりも早く劣化するのが一般的です。

見逃してはいけない4つの劣化兆候

シーリングに以下の症状がある場合、補修が必要です。シーリングの劣化は一見すると小さな変化に思えるかもしれませんが、防水機能を維持するための重要なサインです。

 

手遅れになる前に、まずはご自身でシーリングに現れやすい4つの症状をチェックしてみましょう。

シーリング材が経年劣化で縮んだり、表面が硬化したりすることで厚みが失われ、細かなひび割れが生じている状態です。

肉やせが進むとシーリングが外壁の動きに追従できなくなり、雨水が入り込みやすくなります。

シーリング材が中央部分から完全に裂けてしまっている状態です。弾力を失ったシーリングが外壁の動きに追従できず、大きく口が開いたような切れ目が発生します。防水性が失われる最も深刻な劣化症状のひとつです。

シーリングが外壁材から離れてしまい、両端のどちらか、または両側が浮いている状態です。施工不良・経年劣化・下地処理不足などが原因となり、隙間から雨水が浸入するリスクが非常に高くなります。

シーリングの成分である可塑剤が表面ににじみ出し、汚れを吸着して黒く見える状態です。見た目だけでなく、可塑剤が抜けているサインでもあり、弾力の低下やひび割れにつながる前兆となる場合があります。

シーリングは築10年前後から劣化が目立ち始めるのが一般的です。ただし、直射日光や風雨の影響が強い場所ではもっと早く劣化することがあり、施工不良が原因で築年数に関係なく症状が出る場合もあります。

そのため、築年数にかかわらず、定期的に目視確認することをおすすめします。

2. シーリング劣化が招くリスクと正しい補修方法

シーリングの劣化を放置すると、深刻なトラブルにつながることがあります。小さな隙間でも、そこから染み込んだ雨水が外壁の内側に入り込み、気づかないうちに家の内部を傷めてしまうことがあるためです。

ここでは、放置すると起こるリスクと、早めに補修すべき理由をわかりやすく解説します。

劣化放置が招く構造部への悪影響

隙間から継続的に雨水が浸入すると、壁面内部では以下のような深刻なトラブルを引き起こす可能性があります。

シーリングの隙間から雨水が入り続けると、木部が長時間湿った状態になり、徐々に腐食が進行します。一度腐食が始まると内部で広がりやすく、家全体の強度が大きく低下する原因になります。

外壁の内側に入った水分は、壁の中にある断熱材にも影響を与えます。断熱材が湿気を吸うと乾きにくく、カビが発生する場合があります。カビが繁殖すると断熱性能が落ちるだけでなく、室内の空気環境にも悪影響を与える恐れがあります。

外壁内部で起きていた水の浸入が進行すると、最終的に室内へ水が出てくる「雨漏り」として現れます。雨漏りが起きる頃には、内部の構造材や断熱材にまでダメージが及んでいることが多く、表面を直すだけでは解決できないケースもあります。

外壁の内側で起きる劣化は、表面からでは気づきにくく、放置すると被害が広がることがあります。構造材や室内にまで被害が及ぶと補修範囲も大きくなり、その分工事費用も高くなってしまいます。

そうしたトラブルを防ぐためにも、シーリングの段階で早めに対策しておくことが、結果的に住まいの維持コストを抑える最も確実な方法です。

シーリング補修の種類とその違い

シーリングの補修には、大きく分けて2つの工法があります。

それぞれの特徴を正しく理解し、状況に合わせて選ぶ必要があります。

打ち替え
古いシーリング材をすべて撤去し、下地処理を行なったうえで新しいシーリングを充填(じゅうてん)する方法です。目地の深部までしっかり密着させることができるため、シーリング補修の基本となる一般的な工法です。耐久性も高く、長期間にわたって防水性能を維持できます。
増し打ち
既存の素材の上から、新しいシーリングを重ねて施工する方法です。撤去作業がないためコストを抑えられますが、密着性や耐久性は打ち替えより劣り、十分な厚みも確保しにくい傾向があります。
ただし、サッシまわりのように既存のシーリングを撤去すると防水層を傷める恐れがある場所では、増し打ちが最適な場合もあります。

外壁材の種類や劣化状態によっても、撤去が適さないケースがあるため、状況に応じて使い分ける必要があります。

シーリング補修をDIYで行なうリスク

シーリング補修は、「自分でもできそう」と思われがちですが、実際は材料選びから施工まで専門的な知識と技術が必要です。

合わない材料を使ったり、下地処理が不十分なまま塗り重ねたりすると、かえって雨水が入りやすい状態をつくってしまい、劣化が早まることがあります。一時的に見た目が整っても長持ちせず、結局プロにやり直してもらうケースも少なくありません。

住まいを確実に守るためには、最初から専門の会社にまかせることをおすすめします。

3. 住まい全体を確認するための診断の重要性

シーリングの劣化は、外壁全体のメンテナンス時期が近付いているサインでもあります。外壁の塗膜も同様に紫外線のダメージを受けているため、このタイミングで家全体の状態を確認しておくと安心です。

外壁全体の状態を正しく把握するためには、専門家による詳細な診断が欠かせません。シーリングの劣化は外壁や屋根の傷みと同時に進むことが多く、部分的な確認だけでは見落としが生じる可能性があります。

診断では、シーリング・外壁材・塗膜・屋根などを総合的にチェックし、今必要なメンテナンスと、まだ必要のない部分を明確にできます。

プロタイムズ大分大道店の建物診断

佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店では、外壁の状態を正確に把握するため、一級建築塗装技能士や外装劣化診断士など、専門知識を持つスタッフが、普段は見えない部分まで丁寧に確認します。

当店はシーリング・塗装・屋根・防水といった住まい全体の工事に対応しているため、部分的な劣化だけでなく、建物全体を踏まえたご提案が可能です。また、地域の気候条件や住宅の構造に合わせて、適切な材料や工法を選定します。

シーリングの劣化はそのままにせず、まずは現状を正しく把握することが大切です。

私たち「佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店」は、診断結果にもとづいて、必要な工事・不要な工事を明確にご説明します。無理なご提案はいたしませんので、安心してご相談ください。

投稿担当者
株式会社佐藤塗工| プロタイムズ大分大道店 
営業事務: 古川
保有資格: SCカラーコーディネーター
投稿監修
株式会社佐藤塗工| プロタイムズ大分大道店 
店長  : 佐藤
保有資格: 外装劣化診断士 二級土木施工管理技士 ドローン検定一級

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