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【大分市】外壁塗装は冬でも大丈夫?メリットや注意点を解説
2025.11.04
塗装の豆知識
皆さんこんにちは!
大分市の屋根・外壁塗装工事専門店
佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店の古川です♪
私たちは大分県大分市を中心に、地域に密着した外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
この記事では、「大分市での冬の外壁塗装は本当に大丈夫なの?」という疑問についてプロの視点から詳しく解説します。
冬の外壁塗装は「正しい知識と徹底した品質管理」があれば、他の季節と変わらない高品質な工事が可能です。
この記事を読むことで、
・冬でも塗装できる気象条件と守るべきルール
・冬に塗装するメリットと注意点
・大分で信頼できる塗装会社を見極めるチェック項目
が具体的に分かります。
外壁塗装のプロである私たちが、専門的な内容も分かりやすく解説しますのでご安心ください。
「冬に塗装したいけれど品質が心配…」「最適な時期を逃してしまったかも…」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
冬の外壁塗装、本当に大丈夫?プロが教える成功の条件

「冬は寒いため外壁塗装には向かない」と思われがちですが、いくつかの条件を守れば、冬でも十分に質の高い塗装ができます。
むしろ、冬ならではのメリットもあるため、ポイントを押さえて賢く工事を進めましょう。
品質の決め手は「温度・湿度・乾燥時間」の管理
冬場の塗装を成功させるには、メーカーが定める「気温5℃以上、湿度85%以下」を厳守することが不可欠です。
低温は塗料の伸びを悪くし、乾燥の遅れによる色ムラや剥がれの原因となります。
また、湿度が高いと、密着不良や「艶引け」という光沢がなくなる現象を引き起こします。
これを防ぐため、低温でも硬化しやすい冬用の塗料を選び、乾燥時間を通常より長く取ることが重要です。
塗料が完全に硬化するまで、5日以上かかる場合もあります。
作業ができない天候と下地の判断基準
雨や雪の日だけでなく、壁に霜や夜露が降りて濡れている場合も塗装はできません。
壁が濡れたまま塗装すると、塗膜が膨らんだり剥がれたりする重大な問題につながるからです。
大分市は冬でも日中に5℃を超える晴れの日が多く、計画的に作業を進めやすい地域と言えます。
そのため、気温が十分に上がる日中の時間帯に作業を集中させるなど、プロによる慎重な気象判断と現場管理が、美しい仕上がりには不可欠です。
大分の冬を知ろう!塗装品質を左右する4つの気候条件

大分市の冬は、朝晩の冷え込みと日中の乾燥が特徴です。
外壁塗装の品質は「温度」「湿度」はもちろん、「風」や「日照」にも大きく影響されます。
ここでは、これらの気象条件が塗料の乾燥や硬化にどう関わるのかを解説します。
温度と湿度が塗装の仕上がりを左右する仕組み
塗料は、ただ乾くだけでなく、化学反応で硬化して強い保護膜(塗膜)を形成する仕組みです。
しかし、気温が低いとこの化学反応が鈍くなり、硬化に時間がかかりすぎるという問題が生じます。
一方、湿度が高いと空気中の水分が邪魔をして乾燥が遅れ、塗膜の密着不良や艶がなくなる現象を引き起こします。
そのため「気温5℃以上、湿度85%以下」が基準とされており、特に朝晩冷え込む大分の冬では、この条件を守ることが何よりも大切です。
風と日差しを味方につけるプロの現場判断とは?
適度な風や日差しは塗料の乾燥を助けてくれますが、強すぎる場合は注意が必要です。
風が強いとホコリやゴミが塗面に付着し、日差しが強すぎると表面だけが急激に乾いてひび割れを起こすことがあります。
そのため、プロは温湿度計で現場の状況を実測し、天気予報と合わせて総合的に判断します。
状況に応じて作業を中断したり翌日に回したりする柔軟な計画こそが、最終的な美観と耐久性を高める秘訣です。
実は狙い目?大分で冬に外壁塗装をする2つのメリット

「冬の塗装は品質が心配…」と思っていませんか?
冬は塗装会社の予約が取りやすい利点があります。
また、空気が乾燥しているため、条件さえ整えば塗装に適した季節です。
ここでは、冬の塗装が持つ2つのメリットを解説します。
予約が取りやすく、計画をじっくり進められる
冬は外壁塗装の閑散期にあたるため、塗装会社のスケジュールに比較的余裕があります。
そのため、お客様の希望日で予約が取りやすく、じっくり相談しながら計画を進められるのが大きな利点です。
春や秋の繁忙期のように予約が数ヶ月先まで埋まっていることが少なく、ご自身の都合に合わせた工期を組みやすくなります。
工事日程の調整がスムーズに進むことで、近隣へのご挨拶なども余裕をもった計画が立てられるでしょう。
冬の気候を活かし、高品質な施工が期待できる
冬は空気が乾燥しているため、塗料の乾燥がスムーズに進むという気候的なメリットが期待できます。
湿度が高い時期に比べて塗料の乾きが良いので、工事が計画通りに進みやすいのが特徴です。
また、湿気が少ない環境はカビやコケの発生を抑える効果も見込めるでしょう。
気温が低い朝晩の作業は避け、日中の暖かい時間帯(午前10時~午後3時頃)に作業を集中させます。
毎日の写真での進捗報告など、品質管理を行なうことで、高品質な仕上がりが期待できるでしょう。
冬の塗装で失敗しない!知っておくべき4つの注意点

冬の塗装はメリットがある一方、夏以上に細やかな管理が求められます。
- 温度
 
- 結露
 
- 塗料の扱い
 
- 乾燥時間
 
この4つのポイントを押さえることが品質確保の秘訣です。
ここでは、プロが実践する冬ならではの注意点を具体的に見ていきましょう。
塗料の凍結に注意!冬の材料保管と結露対策
冬の塗装で最も注意すべき点は、水性塗料の凍結です。
一度でも0℃以下で凍結させてしまうと、塗料の成分が分離し、本来の性能が発揮できなくなります。
こうなると元に戻せないため、その塗料は使用できません。
そのため、夜間は必ず屋内で保管するなど、徹底した温度管理が重要です。
また、現場での作業も「気温5℃以下」や、壁面に霜や夜露がある場合は避けます。
そのまま作業を続けると、塗膜がうまく密着しなかったり、艶が引けてしまったりする不具合が起こるため、厳禁とされています。
品質を左右する乾燥時間と現場の養生
気温が低い冬は、塗料の乾燥に通常よりも長い時間が必要です。
メーカーが定める塗り重ね乾燥時間を守らずに次の工程へ進むと、塗膜が「縮んだり」ひび割れたりする不具合が起こり、見た目の美しさや耐久性を大きく損ねます。
これを防ぐために、状況に応じて化学反応を早める冬用の塗料(硬化剤)を使うことも効果的です。
また、冬は風が強くホコリも舞いやすいため、塗料の飛散を防ぐだけでなく、ゴミの付着を防止して美しい仕上がりにするためにも、夏場以上に丁寧な養生が大切になります。
見積もりでチェック!信頼できる塗装会社の見分け方
冬の外壁塗装は塗装会社による品質差が出やすいため、事前の確認が大切です。
失敗を防ぐには、見積もり段階で冬の施工における品質管理体制などを確認し、信頼できる塗装会社かしっかり見極めましょう。
天候が悪化したときの確認ポイント
冬の塗装工事は、天候への対応力が品質を大きく左右します。
信頼できる塗装会社か見極めるため、契約前に必ず以下の2点を確認しましょう。
- 品質管理の基準
「気温5℃以下や雨・雪の予報では作業を中断しますか?」と、悪天候時の具体的な対応基準を質問する 
- 費用の取り扱い
「天候が理由で工期が延びた場合、追加費用は発生しますか?」と、万が一の際の費用を明確にする 
これらの質問に対し、はっきりとした基準をもって誠実に答えてくれる塗装会社であれば、品質管理への意識が高く、安心して工事を任せられるでしょう。
品質管理のための材料と判断基準
冬の塗装工事では、使用する材料や工程管理の方法が品質に影響します。
塗装会社の技術的な信頼性を見極めるため、契約前に具体的に質問することが大切です。
安心して工事を任せるために、以下の点を確認しましょう。
- 冬に適した塗料を使用するか:冬の低温でも正常に硬化する専用塗料や硬化剤を使用するか
 
- 塗り重ねの乾燥時間を遵守するか:塗料メーカーが定める基準に従い、各工程で十分な乾燥時間を確保する方針か
 
- 作業工程を写真で報告してくれるか:見えなくなる部分も含め、各工程を写真で記録・報告してくれるか
 
こうした質問に対し、明確な基準をもって誠実に答えてくれる塗装会社は信頼できます。
とくに、メーカーの仕様を守り、工事の透明性を確保しようとする姿勢は、質の高い工事を期待できる重要な判断材料となるでしょう。
大分での塗装会社選びは冬施工の管理体制と提出物で見極める

冬の外壁塗装は気温5℃以下などの条件で品質が左右されます。
だからこそ、大分での塗装会社選びは、施工を正しく管理する体制と、それを証明する提出物があるかが重要です。
価格だけでなく、確かな品質管理で冬の工事を成功させましょう。
冬の塗装は価格で選ぶと失敗する!品質を決める管理力とは
「管理力」は、契約前の対応に表れます。
丁寧な現地調査、具体的な下地診断、そして塗料名や塗装面積まで詳しく書かれた見積書は、最低限の条件です。
さらに大切なのは、工事中の記録です。
Webサイトのきれいな写真だけでなく、こうした客観的な記録を見せてくれる業者こそ、本物の管理力を持つプロと言えるでしょう。
冬の不安を解消!地元塗装会社ならではの柔軟な対応力
冬の急な天候変化に柔軟に対応できるのが、その土地の気候を知る地元の塗装会社です。
その信頼性は、最終的に「提出物」と「説明力」で見極めましょう。
完成後は見えなくなる各工程を記録した「工程写真台帳」や「完了報告書」を提出し、その管理手順を明確に説明できるかが判断基準です。
こうした書類の提示は品質への自信の表れであり、冬の塗装の不安を解消する確かな証拠となります。
株式会社佐藤塗工の品質を守る5つの基準とご相談からの流れ

株式会社佐藤塗工(プロタイムズ大分大道店)の冬期施工体制をご紹介します。
私たちは「無理な施工はしない」を第一に考え、徹底した環境管理と記録の提出で、お客様に安心をお届けすることをお約束します。
ここでは、当社の具体的な施工基準と、ご相談から工事完了までの流れを解説するので参考にしてください。
科学的根拠に基づく冬期施工の5つのルール
冬の塗装品質は、職人の勘だけに頼るべきではありません。
佐藤塗工では、塗料メーカーの基準に基づき、以下の5つのルールを徹底しています。
- 明確な中断・再開基準  
気温・湿度の基準に合うか計測をします。 
塗料の性能を100%発揮できないと判断した日は作業を中断し、万全の状態で再開することで確かな品質の維持が可能です。
- 作業時間帯の最適化  
日中の気温が上がり、外壁面が乾燥している時間帯を中心に作業を進め、気温が下がり始める夕方前にはその日の作業を終えるなど、柔軟に計画を調整します。 
- 塗料の徹底した温度管理  
塗料は5℃以下の環境では性能が劣化する可能性があるため、現場だけでなく保管場所の温度管理も徹底します。 
- 住宅履歴情報ファイルのお渡し
 
詳細はこちらの記事をご参考ください。
(https://satoutokou.net/blo2/4070)
- 安心の自社保証  
適切な管理下で施工した証として、工事内容に応じた保証書を発行し、万が一の際も迅速に対応します。 
より詳しい季節ごとの塗装知識については、こちらの記事もご参照ください。
まずは無料点検を!ご相談後のステップと次の一歩
「うちの壁は今どんな状態だろう?」「塗装するのに冬でも本当に大丈夫?」とご不安な方も、まずはお住まいの現状を知ることから始めませんか。
佐藤塗工では、無理な営業は一切いたしません。
【ご相談からの流れ】
- お問い合わせ:LINE、お電話、専用フォームから
 
- 現地調査:最短で即日〜翌営業日にお伺いし、専門家が建物の状態を隅々までチェック
 
- 概算提示:調査当日に、おおまかな費用の目安をお伝え
 
- 正式見積提出:詳細な診断結果をまとめた報告書と、内訳の明確な見積書をご提出 
 
▼まずはお気軽にご相談ください▼


【コラム】冬の寒さ対策に「断熱塗料」という選択肢
冬の寒さが気になる方には、「断熱塗料」も選択肢の一つです。
この塗料は、室内の暖かい空気が外へ逃げるのを抑制する効果が期待でき、暖房効率の向上に繋がります。
ただし、断熱材のように劇的に室温を上げるものではなく、あくまで「室内環境の改善を補助するもの」と捉えることが大切です。
佐藤塗工では、効果を誇張することなく、お客様のお住まいの仕様や期待値に合わせて最適なご提案をいたします。
断熱塗料も含め、ご自宅に最適な塗装プランは、季節ごとの特徴を理解することから始まります。
まずは、塗装の基本について学んでみませんか?
冬の外壁塗装 よくある質問(FAQ)
Q1:冬は塗料が乾きにくいイメージがありますが、大丈夫ですか?
A1:条件管理を徹底すれば問題ありません。
冬は空気が乾燥しているため、実は塗装に適した季節でもあります。
大切なのは気温・湿度・風・日照といった条件に加え、結露を防ぐための「露点」を管理することです。
当社ではこれらの条件をクリアした場合のみ施工するため、品質は他の季節と変わりません。
他の季節のメリット・デメリットと比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
Q2:工期は他の季節より長くなりますか?
A2:天候によって長くなる可能性はあります。
雨や雪、気温が基準を下回る日は作業ができないため、その分工期が延びることがあります。
そのため、佐藤塗工ではあらかじめ計画に予備日を設け、お客様にご迷惑がかからないよう工程を調整いたしますのでご安心ください。
Q3:冬に塗装すると費用は高くなりますか?
A3:基本的には他の季節と変わりません。
ただし、塗装会社によっては冬の閑散期に合わせた割引キャンペーンを行なっている場合もあります。
費用や足場の設置期間など、気になる点があればお見積もり時に遠慮なくご質問ください。
大分市の冬の外壁塗装・屋根塗装は株式会社佐藤塗工(プロタイムズ大分大道店)にご相談ください。


投稿担当者
株式会社佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店
営業事務:古川
保有資格:SCカラーコーディネーター

投稿監修
株式会社佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店
総合工事部長:宮田
保有資格:一級建築施工管理技士
二級土木施工管理技士
SCカラーコーディネーター

















