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低汚染塗料は本当に汚れにくい? 外壁をきれいに保つためのポイント
2026.07.16
塗装の豆知識
皆さんこんにちは!
佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店です。
私たちは大分市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
せっかく外壁塗装をするなら、できるだけ汚れが目立ちにくい外壁にしたいですよね。しかし、外壁は年月が経つにつれて汚れが目立ちやすくなり、せっかく塗装をしても見た目の印象が変わってしまいがちです。
そこで重要になるのが、「汚れにくい塗料選び」と「汚れが目立ちにくい外壁の考え方」です。
この記事では、外壁が汚れる原因を踏まえながら、汚れにくい塗料の特徴や、汚れが目立ちにくい色選びのポイントについて解説します。
汚れにくい外壁にするには? まずは汚れの原因を知ろう

外壁を長くきれいに保つためには、まずは自宅の外壁が「なぜ汚れるのか」を知ることが重要です。
外壁の汚れは、建物の周辺環境や日当たり、湿気の影響などによって発生原因が異なるため、汚れの原因に合った対策や塗料選びを行なうことが大切です。
ここでは、外壁が汚れる主な原因について解説します。
外壁が汚れる主な原因
外壁の汚れにはさまざまな種類がありますが、その中でも特に住宅で発生しやすく、見た目の悪化につながりやすいのが「雨筋汚れ」「砂ぼこり」「排気ガス」「コケ・カビ」です。
雨筋汚れ
外壁を流れた雨水によってできる筋状の汚れのことです。
サッシ周りや庇(ひさし)の上に溜まったホコリ・砂ぼこり・排気ガスなどの汚れが、雨水と一緒に流れることで発生します。
いつも同じ場所に雨水が流れると汚れが少しずつ蓄積し、黒い線のように目立ちやすくなるのが特徴です。
外壁に凹凸が多い場所や、窓下などにある「水切り」と呼ばれる雨水を逃がす部材の周辺では、雨筋汚れが発生しやすくなります。
放置すると見た目が悪くなるだけでなく、汚れや水分が残りやすくなることで、外壁の劣化につながる場合もあります。
砂ぼこり
風によって運ばれた土や砂、細かなほこりが外壁に付着して起こる汚れです。
特に、風が強い日や周囲に土・砂が多い環境では発生しやすく、外壁に凹凸があると細かな粒子が溜まりやすくなります。
付着した直後はうっすら汚れて見える程度ですが、雨水と混ざることで泥のようにこびりつき、落ちにくい汚れになる場合があります。
さらに、排気ガスや花粉などと混ざることで黒ずみが目立ちやすくなり、外壁全体がくすんだ印象に見えることもあります。
排気ガス
自動車や工場などから出るススや油分を含んだ細かな汚れが外壁に付着して黒ずみとなります。
特に、交通量の多い道路沿いや工場の近くでは発生しやすく、外壁が黒っぽく汚れて見えることがあります。
また、排気ガスにはベタつきのある油分が含まれているため、ホコリや砂ぼこりが付きやすくなり、汚れが少しずつ蓄積していくのも特徴です。
そのため、時間が経つほど汚れが落ちにくくなり、外壁全体がくすんだ印象に見える場合があります。
コケ・カビ
コケやカビは、湿気や水分が多い場所、特に、日当たりが悪い北側の外壁や、風通しが悪く湿気がこもりやすい場所で発生しやすくなります。
空気中にある胞子が外壁に付着し、雨水や結露による水分に加え、ホコリなどの汚れを栄養分として増殖していきます。
なお、コケとカビは発生しやすい環境に共通点がありますが、特徴には違いがあります。
コケは緑色の汚れとして現れやすく、比較的明るい場所でも発生することがあります。
一方でカビは、黒ずみのような汚れとして現れやすく、より湿気が多い場所で発生しやすいのが特徴です。
コケ・カビ汚れについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
大分市で見られやすい外壁汚れの傾向
大分市では春先を中心に黄砂が飛来することがあり、外壁のくすみや汚れの原因になる場合があります。
また、阿蘇山の火山活動や風向きの影響によっては火山灰などの細かな粒子が付着し、外壁の汚れにつながるケースもあります。
こうした自然由来の汚れは、日常的なホコリや排気ガスと混ざることで外壁に蓄積しやすくなるため、定期的なメンテナンスや汚れに配慮した塗料選びが大切です。
低汚染塗料とは? 汚れにくい理由と注意点

外壁の汚れをできるだけ抑えたい場合、「低汚染塗料」と呼ばれる塗料が選ばれることがあります。
低汚染塗料とは、雨水によって汚れを洗い流しやすくする機能を持った塗料のことです。
「本当に汚れにくくなるの?」「普通の塗料と何が違うの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、低汚染塗料の特徴や汚れにくい仕組み、注意点について解説します。
低汚染塗料の仕組みと特徴
低汚染塗料とは、外壁に汚れが付きにくく、付着した汚れも雨水で洗い流されやすい塗料です。
その理由の一つが、塗膜(とまく:塗料が乾燥してできる膜)の表面が滑らかで、汚れが入り込みにくい構造になっていることです。外壁表面に凹凸が少ないことで、ホコリや排気ガスなどの汚れが引っかかりにくくなります。
さらに、低汚染塗料には「親水性(水となじみやすい性質)」を持つものが多いのも特徴です。これは水を弾くのではなく、雨水を外壁表面に広げることで、汚れを洗い流しやすくするためです。
親水性が高い塗膜は、雨が降ると水が膜のように広がり、外壁と汚れの間に入り込みやすくなります。すると、ホコリや排気ガスなどの汚れが浮きやすくなり、雨水と一緒に流れやすくなるのです。
このような仕組みによって、さきほど紹介した雨筋汚れや排気ガスによる黒ずみ、ホコリ汚れなどが定着しにくくなり、外壁の美観を長く保ちやすくなります。
また、汚れが蓄積しにくくなることで、塗り替え後のきれいな見た目を維持しやすくなり、洗浄などのメンテナンス負担を軽減できる場合もあります。
低汚染塗料の注意点
低汚染塗料は、ホコリや排気ガスなどの汚れが付きにくく、雨水で洗い流されやすい特徴を持っています。
ただし、どのような環境でも完全に汚れを防げるわけではありません。
特に、雨が当たりにくく湿気がこもりやすい場所では、コケやカビが発生することがあります。
コケやカビは「湿気」の影響を強く受けるため、低汚染塗料だけでは完全に防ぎきれない場合があるのです。
また、同じ低汚染塗料でも製品によって性能や耐久性に差があるため、建物の環境に合った塗料を選ぶことも重要です。
低汚染塗料だけじゃない! 汚れにくい外壁を実現する考え方

低汚染塗料を選ぶことは、汚れにくい外壁づくりの有効な方法です。
しかし、外壁の汚れは塗料の種類だけで決まるわけではありません。
同じ塗料を使っても、外壁の色やツヤの有無によって、汚れの目立ちやすさや付きやすさは変わります。また、外壁材の凹凸や建物の形状によって、汚れが溜まりやすい場所ができることもあります。
ここでは、低汚染塗料以外の視点から、汚れにくい外壁に近づけるためのポイントを解説します。
“色選び”を工夫して汚れを目立ちにくく
外壁の色選び次第で、汚れを目立ちにくくすることができます。
汚れを目立たせたくない場合は、ベージュ・グレー・アイボリー・薄いブラウンなどの「中間色」がおすすめです。
これらの色は、砂ぼこりや排気ガスなどの汚れと色味が近いため、汚れが付着しても目立ちにくい特徴があります。
一方で、ホワイトやブラック、赤・青・黄などの鮮やかな原色系カラーは汚れとのコントラストが強く、目立ちやすくなる傾向があります。
特にホワイトは雨筋汚れや排気ガスによる黒ずみが目立ちやすく、ブラックは砂ぼこりや花粉、白っぽい汚れが浮いて見えやすい点に注意が必要です。
“ツヤ”の有無でも汚れの付きにくさは変わる
外壁は、同じ色でも「ツヤ」があるかないかによって汚れの付きやすさが変わります。
一般的に「艶あり塗料」は表面が滑らかになるため、ホコリや排気ガスなどの汚れが付着しにくく、雨水で洗い流されやすい特徴があります。
一方、落ち着いた風合いが魅力の「艶なし(マット仕上げ)」は、表面に細かな凹凸ができやすく、汚れが引っかかりやすくなる傾向があります。
そのため、外壁の仕上がりを選ぶ際は、「新築のようなツヤ感を出したい」「落ち着いた印象にしたい」といったデザイン性だけでなく、汚れの付きにくさも考慮して選ぶことが大切です。
(補足)外壁の形状によって汚れやすさが変わることもある
外壁は、塗料だけでなく外壁材の凹凸や建物の形状によっても汚れやすさが変わります。
例えば、凹凸の多い外壁はホコリや雨水が溜まりやすく、雨筋汚れやコケ・カビが発生しやすくなる場合があります。
また、庇(ひさし)や出っ張りが多い建物では、雨水の流れが偏ることで、同じ場所に汚れが集中しやすくなることもあります。
そのため、汚れにくい外壁を目指す場合は、塗料や色選びだけでなく、外壁の形状による汚れやすさも知っておくことが大切です。
ショールームで実際の色や塗料を確認してみよう
佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店でも、低汚染塗料と汚れが目立ちにくい色を組み合わせた施工を行なっています。
【施工事例:外壁塗装/屋根塗装/付帯部塗装/大分市E様邸】

▼詳細はこちらからご覧ください。
こちらのお住まいでは、やわらかいベージュ系カラーの「ミッドビスケット」を採用。
外壁塗料には、アステックペイントの「超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」を使用しました。
汚れが付きにくく、美観を長く保ちやすいため、「できるだけきれいな外壁を維持したい」という方にも人気の組み合わせです。
当店のショールームでは、塗料のサンプルや色見本を実際に確認しながら、建物に合った色や塗料選びをご相談いただけます。
「できるだけ汚れが目立ちにくい外壁にしたい」という方は、ぜひショールームをご活用ください。




















