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外壁の断熱リフォームの種類と断熱塗装|費用相場・メリット・断熱効果を正しく解説
2026.05.31
塗装の豆知識
皆さんこんにちは!
佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店です。
私たちは大分市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
年々、夏の暑さは厳しいものとなっています。
そこでいま、住宅の暑さ対策として注目されているのが「断熱リフォーム(断熱工事/断熱改修/省エネリフォーム)」です。
住宅の断熱性能を高める方法はいくつかあり、「外壁の断熱リフォーム」に絞ると以下のようなものが挙げられます。
▼代表的な住宅外壁の断熱リフォーム
・内断熱(充填断熱)
・外断熱(外張り断熱)
・断熱材付き外壁材への「重ね張り(カバー工法)」
・断熱材付き外壁材への「張り替え」
とはいえ、いずれも大規模な改修工事が必要。
もちろんその費用も高額です。
「もう少し費用を抑えて断熱リフォームできないの?」
「まずは手軽にできる断熱対策から試したい」
そうお考えの方に知っていただきたいのが「断熱塗装」です。
この記事では、外壁の断熱対策で選択肢に入れたい「断熱塗料による外壁塗装」について費用やメリット、断熱効果の程度について詳しく解説したいと思います。
「夏の室内が暑すぎる」
「最近エアコンの効きが悪い」
「冷房代を節約したい」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。
外壁の断熱対策について知り、この夏を快適に過ごせるよう準備しましょう。
外壁の断熱リフォームの種類と費用
近年の夏は猛暑日が続き、住宅の快適性にも大きな影響を与えています。
室内の温度が上がるだけでなく、エアコンの使用量が増えることで光熱費も高くなり、家計への負担に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
こうした背景から注目されているのが「住宅の断熱リフォーム」です。
断熱リフォームとは、住宅の外部からの熱(主に太陽光の熱)をさまざまな方法で室内へ入りにくくし、住まいの快適性を高める工事のこと。
まずは、代表的な外壁の断熱リフォーム方法と、断熱塗料による外壁塗装について基本的な部分を見ていきましょう。
・内断熱(充填断熱)と外断熱(外張り断熱)
・断熱材付き外壁材への「張り替え/重ね張り(カバー工法)」
・「断熱塗料」による外壁塗装(断熱塗装)
なお、違いを大まかに整理すると、
・「内断熱/外断熱」は断熱材へのアプローチ
・「外壁材の張り替え/重ね張り」は外壁表面にある仕上げ材へのアプローチ
・「断熱塗装」は外壁表面の塗装へのアプローチ
といったイメージです。
断熱性能の高さに関しては、
【高】内断熱/外断熱 > 外壁材の張り替え※/重ね張り > 断熱塗装【低】
といったように内断熱や外断熱が一番、断熱性の向上が期待できます。
※ただし「外壁材の張り替え」の際は外壁内部の断熱材を入れ替えるケースも多く、結果的に内断熱と同等の断熱性が期待できる場合もある
※最も断熱性が高められる方法は「外壁材の張り替え」と「内断熱/外断熱」をセットで実施すること
内断熱(充填断熱)と外断熱(外張り断熱)
外壁にある「断熱材」を新しく交換したり、追加したりして断熱性能を高める方法です。
代表的なものが「①内断熱(充填断熱)」と「②外断熱(外張り断熱)」です。
両者の違いは断熱材を入れる位置です。柱や間柱の、内側か外側かの違いといえます。
昨今では、内断熱と外断熱をセットで行なう「ダブル断熱(付加断熱)」も人気です。
<内断熱と外断熱の違い>
※外壁を真上から見た断面図

①内断熱(充填断熱)
【費用の目安】
約80万〜200万円前後
※費用を左右する要因の例
・断熱材の種類
・内装の解体と復旧の範囲
(石膏ボードの撤去と復旧・クロスの貼り替え・間仕切り壁の解体・配線やコンセントの移設)
・住宅の面積や形状
・施工範囲(部分施工・全面施工)
・既存の断熱材や壁内の劣化状況(補修の必要性)
・施工難易度(間柱が多く複雑な構造・配線や配管が複雑 など)
「内断熱(充填断熱)」とは、外壁の内側にある柱等の間に断熱材を敷き詰める断熱リフォーム方法です。
日本では定番の断熱方法で、さらに海外でも北欧など寒い地域で採用されています。
内断熱には、断熱材を入れる場所が「柱同士の間」のため、外壁が厚くならず、住宅の敷地の影響を受けないといったメリットがあります。
外断熱よりもかかる費用は安いですが、柱や金具部分など断熱材のないスペース(熱の侵入経路)ができてしまうため、気密性においては外断熱よりも劣るといえるでしょう。
また、断熱材のない柱や金具が、熱を「橋渡し」してしまう「ヒートブリッジ現象(熱橋)」が起こりやすい点にも注意が必要です。
②外断熱(外張り断熱)
【費用の目安】
約200万〜500万円前後
※費用を左右する要因の例
・断熱材の種類と厚み
・外壁材の種類とグレード
・住宅の面積や形状
・施工範囲(部分施工・全面施工)
・下地の劣化状況(補修の必要性)
・施工難易度(凹凸が多い など)
「外断熱(外張り断熱)」とは、ボード状の断熱材を柱より外(外壁の下地と仕上げ材の間)に張り付ける断熱リフォーム方法です。
外断熱であれば、住宅をぐるりと断熱材で覆うような形になるため、内断熱のように断熱材が途切れたり、ヒートブリッジ現象が起こったりする可能性は低くなります。
とはいえ断熱効果は工法の違いよりも、
「どの種類の断熱材を選ぶか」
「断熱材の厚みはどれくらいか」
に左右されることのほうが多いです。
必ずしも、外断熱のほうが断熱性能が高いとは限らないためご注意ください。
断熱材付き外壁材への「張り替え/重ね張り(カバー工法)」
外壁材(外壁表面にある仕上げ材)をより断熱性の高いものに変えたり、既存の外壁の上から重ねたりするのがこちらの方法です。
主に「①張り替え」と「②重ね張り(カバー工法)」の2つの方法があります。
残念ながら「外壁材のみ」の張り替えや重ね張りでは、断熱材にアプローチする「内断熱/外断熱」ほどの断熱性向上は見込めません。
それでも、もう少し費用を抑えて一定の断熱性を高めたい方には、おすすめの断熱リフォームといえるでしょう。
もちろん、外壁の張り替えと内断熱/外断熱をセットにすれば、住宅外壁において最高クラスの断熱性が期待できます。
①断熱材付き外壁材への「張り替え」
【費用の目安】
約200万〜350万円前後
※費用を左右する要因の例
・既存の外壁の解体・処分量
・外壁材の種類とグレード
・住宅の面積や形状
・施工範囲(部分施工・全面施工)
・外壁内部や下地の劣化状況(補修の必要性)
・施工難易度(凹凸が多い など)
外壁の「張り替え」とは、既存の古い外壁材を撤去し、新しく断熱材付きの外壁材へ変更する断熱リフォームです。
なかでも断熱材が一体化した「金属サイディング外壁」は、住宅の断熱性向上に適した外壁材といえるでしょう。
さらに、外壁の張り替え時に内部の断熱材を新しくすることで、内断熱と同等の断熱性向上も期待できます。
外壁を一新できるという点ではメリットの多い「張り替え」ですが、その分、工事が大がかりになり、古い外壁の撤去処分など、かかる費用も高額になる点にご注意ください。
②断熱材付き外壁材の「重ね張り(カバー工法)」
【費用の目安】
約150万〜300万円前後
※費用を左右する要因の例
・外壁材の種類とグレード
・住宅の面積や形状
・施工範囲(部分施工・全面施工)
・下地の劣化状況(補修の必要性)
・施工難易度(凹凸が多い など)
外壁の「重ね張り(カバー工法)」とは、既存の古い外壁の上に、そのまま断熱材付きの外壁材を重ねるリフォーム方法です。
古い外壁の撤去が必要ないため、解体処分費がかからず、その分費用も安く抑えられます。
ただし、重ね張りを検討する際は、事前に外壁内部の状態をよく確認しなければなりません。
外壁が二重構造になることから、内部劣化に気づきにくくなるからです。仮に内部劣化を見落として施工すると、そのまま劣化が進行・拡大し、雨漏りなどの深刻な被害につながってしまいます。
また、住宅への負担を抑えるために、選べる外壁材が「軽量なもの」に限られている点にも注意しましょう。
「断熱塗料」を使った外壁塗装(断熱塗装)
【費用の目安】
60万〜160万円前後
※費用を左右する要因の例
・塗料の種類とグレード
・住宅の面積や形状
・施工範囲(塗装面積と付帯部の有無)
・外壁材の種類(下塗り材や塗装の工法)
・下地の劣化状況(補修の必要性)
・施工難易度(凹凸が多い など)
断熱性のある「断熱塗料」を外壁に塗装する方法は、断熱リフォームとは少し異なるものの、外壁の断熱性を高める方法の一つとして一定の効果が期待できます。
「大規模な改修工事が不要」
「費用を抑えて住宅の断熱性を高められる」
「外壁塗装の際にできて施工ハードルが低い」
といった魅力から「手軽に住宅の断熱対策を始めたい」という方におすすめです。
ただし、他の断熱リフォームと比べると断熱性能はそこまで高くなく、あくまで補助的な程度と考えるのがよいでしょう。
断熱塗料とは?メリットや効果・注意点
断熱塗料とは、熱の伝わりをゆるやかにすることで、室内の温度変化を抑える効果が期待できる塗料です。
塗膜※の中に含まれる成分が、太陽光や暖房の熱を伝わりにくくし、夏は室内の温度上昇を抑え、冬は室内から暖かさが逃げてしまうのを防いでくれます。
※塗膜(とまく):塗料が硬化することで形成される塗装の膜のこと
ここからは断熱塗料について、さらに深掘りしていきましょう。
断熱塗料のメリット
💡夏場の室温上昇を抑える
💡冬場の暖かさを逃がさない(保温効果)
💡冷暖房の節電効果が期待できる
💡助成金の対象工事になっていることが多い(自治体によって条件あり)
すでにお伝えしたとおり、断熱塗料は夏の暑さによる室内温度の上昇を抑えるだけでなく、冬の暖かさを外に逃がしにくくする保温効果にも優れています。
同時に冷暖房の効きもよくなることから、光熱費の節約といった点でもおすすめです。
さらに、断熱塗料は塗膜に厚みが出やすく、製品によっては外部からの音をやわらげる「簡易的な防音効果」が住宅に付与できるものもあります。
「夏は涼しく冬は暖かい」快適な住まいづくりに興味がある方は、断熱塗料を検討してみてはいかがでしょうか。
断熱塗料と遮熱塗料の違い

断熱塗料とよく間違えやすいのが「遮熱塗料」です。
室内の温度上昇を抑えるという点では同じですが、その仕組みは異なります。
塗膜によって熱の伝わりを遅らせて室内の温度上昇を抑える断熱塗料に対して、遮熱塗料は、太陽光の熱を反射することで室内の温度上昇を抑える塗料です。
「断熱塗料と遮熱塗料どっちがいい?」
そう気になった方は、以下のとおり考えるとよいでしょう。
▼断熱塗料がおすすめの人
・冬場の保温効果も高めたい
・防音効果にも興味がある
▼遮熱塗料がおすすめの人
・夏の暑さを中心に対策したい
・塗料代を抑えたい(遮熱塗料のほうが少し安い)
断熱塗料の効果と注意点(過度な期待は禁物)
すでにお伝えしたとおり、断熱塗装は単体で住宅の断熱性能を大きく変えるものではなく、断熱塗料の効果は他の断熱リフォームに比べると限定的です。
そのため「断熱塗装すれば室内が涼しくなる」といった過度な期待は避ける必要があります。
また、住宅の条件によっては、断熱塗料の効果が実感しにくい場合もあります。
室内の暑さは外壁だけでなく、窓や屋根などさまざまな要因の影響を受けるためです。
しかし、外壁塗装のタイミングで手軽に取り入れられる点は大きなメリットといえるでしょう。
他の断熱対策と組み合わせることで、より効果を実感しやすくなります。
断熱塗料による塗装を成功させるコツ
大分市は日本列島の中でも南方に位置しており、極端な猛暑地域ではないものの、夏の暑さが厳しいエリアといえます。
湿度の高さや強い日差しの影響によって、体感的な暑さも感じやすい気候が特徴です。こうした環境では、断熱塗料を適切に取り入れることで住環境の改善が期待できます。
ここでは、断熱塗料の効果をしっかり引き出すための「3つのポイント」を解説します。
①塗料の色選びで断熱効果は変わる
塗料の「色」も室内環境に影響を与える重要なポイントです。
一般的に、外壁や屋根の色は明るい色ほど熱を反射しやすく、暗い色ほど熱を吸収しやすいという性質があります。
そのため、ホワイト系やベージュ系などの明るい色を選ぶことで、外壁や屋根の表面温度の上昇を抑える効果が期待できます。
見た目の好みだけでなく、こうした効果も踏まえながら色選びを行なうとよいでしょう。
②下地処理の徹底・塗布量を守る
どれほど高性能な塗料でも、塗装前の下地処理(高圧洗浄やコーキング補修、ひび割れ補修、ケレン作業 など)が不足していれば、その性能を発揮できません。
また、外壁塗装の塗料は、メーカーによって塗布量が決まっています。規定された塗膜の厚みを出さなければ、性能が発揮できないからです。
行き届いた下地処理と、正しい施工方法を守ってくれる塗装会社に依頼をしましょう。
③施工品質の高い塗装会社を選ぶ
先ほども触れたとおり、塗装の施工品質によっても断熱効果は左右されます。
つまり、信頼できる塗装会社を選ぶことも、断熱塗装において重要といえるでしょう。
▼会社選びのポイント
☝️現地調査の精度が高い(外壁材との相性や劣化状況を考慮した的確な塗装選定)
☝️見積もり内容が細かく具体的(塗料名や工程ごとの内訳まで明記されている)
☝️断熱塗料の施工実績が多い
☝️助成金対象の工事に対応できるか
外壁の断熱塗装なら「佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店」へ
住宅の断熱性能をアップさせる方法は、大がかりな断熱リフォームだけではありません。
ご紹介した「断熱塗料による外壁塗装」もぜひ選択肢に入れてみてください。
ちなみに、外壁塗装のタイミングは一般的に「築10年前後」が目安です。
大分市で住宅の断熱塗装にご興味のある方は、ぜひ当店「佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店」にご相談ください。お住まいに最適な塗装をご提案いたします。
▼地域密着の塗装会社「佐藤塗工/プロタイムズ大分大道店」の3つの強み
①有資格者による適切な診断と塗装提案
②定期的な技術研修と施工品質に対するこだわり
③大分市での断熱塗装の施工実績を多数掲載
まずは無料の建物診断をご利用ください。
外壁材の種類や劣化状況から、断熱塗料が使用できるかどうか確認いたします。




















