スタッフブログ
屋根塗装の助成金を期待する前に知ってほしい現実と正しい考え方
2026.05.24
塗装の豆知識

株式会社佐藤塗工です。
私たちは大分市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
この記事では、多くの方が気になっている「屋根塗装の助成金」について詳しく説明します。
結論から申し上げますと、屋根塗装で助成金を受け取れるケースはだいぶ限られています。
この記事を最後まで読むことで、助成金の本当の仕組みや、大分市での最新状況、そしてお金以上に大切な「後悔しないための判断基準」が分かります。
大切なお住まいを守るために、ぜひ参考にしてください。
1. 屋根塗装に助成金はある?まず結論から

「屋根塗装 助成金」で検索する人が多い背景
屋根塗装は、足場代を含めると100万円から200万円規模の大きな費用がかかる工事です。
物価高騰が続く中で「少しでも負担を減らしたい」と考えるのは当然のことであり、その手段として多くの方が助成金を検索されています。
しかし、インターネット上の情報は全国の事例が混ざっているため、全てを鵜呑みにせず慎重に確認する必要があります。
屋根塗装単体では助成金対象外となるケースが多い
残念ながら、単なる「見た目を綺麗にするための塗り替え」に対して助成金を出す自治体は多くありません。
多くの場合、遮熱塗料(太陽の光を反射して、結果的に屋根の温度上昇を抑える材料のこと)を使用した省エネ改修など、特定の目的がある工事に限定されています。
屋根塗装単体では、公的な支援を受けられないケースが一般的です。
助成金ありきで考えると判断を誤りやすい
「助成金が出るなら工事をする」という考えに縛られすぎると、建物のメンテナンスにおいて最も大切な「適切な時期」を見失う恐れがあります。
助成金の有無にこだわりすぎて塗装時期を先延ばしにした結果、屋根材の劣化が進んで雨漏りが発生し、助成金額以上の修理費用がかかってしまうこともあるため、建物全体の状況で判断することが重要です。
2. なぜ屋根塗装は助成金の対象になりにくいのか

助成金制度が省エネ・住宅性能向上を目的としている
自治体が助成金を用意する主な目的は、地域の脱炭素化や住宅の長寿命化にあります。
そのため、単なる美観を整える塗装ではなく、「家の断熱性能を高める」や「環境負荷を減らす」といった、社会的な意義を持つ工事に対して優先的に予算が割り当てられます。
制度の意図が「個人の修繕支援」ではないことを理解しておく必要があります。
屋根塗装が維持管理(メンテナンス)工事と見なされやすい理由
屋根塗装は、車に例えるなら、車検やオイル交換と同じ「定期的な維持管理」という側面が強い工事です。
このような一般的なメンテナンスは、建物の所有者が自らの責任で行なうべきものと判断されるため、公的資金による助成が行なわれにくい構造になっています。
助成金はあくまで「プラスアルファの性能向上」へのご褒美のようなものなのです。
全国的に対象外が多い構造的背景
国全体で見ても、屋根塗装単体に対する直接的な助成金制度は現在存在しません。
2025年度(令和7年度)においても、国の施策は大規模な省エネリフォームへの補助に集中しています。
各自治体が独自に行なう助成制度も、予算の削減や対象条件の厳格化が進んでおり、全国的に見ても屋根塗装のみで受給できるハードルは非常に高くなっています。
3. 助成金に期待しすぎると起きやすい注意点

工事後では申請できないケースが多いこと
助成金制度の多くは、「工事の着工前」に申請を行ない、審査を経て交付決定を受けることが絶対条件となっています。
契約を結んだ後や、すでに工事が始まっている状態で「後から申請したい」と思っても、受理されることはほとんどありません。
このルールを知らずに手続きを進めてしまい、受給を逃してしまうケースが非常に多いので注意が必要です。
予算枠・受付期間がある制度が多いこと
自治体の助成金には、あらかじめ決められた「予算の総額」があります。受付期間内であっても、申請が集中して予算に達した時点で募集が締め切られる「早い者勝ち」のケースがほとんどです。
特に年度の後半になるほど予算が枯渇しやすいため、制度の利用を検討する場合は、自治体の公式ホームページなどで最新の募集状況を常に確認する必要があります。
「助成金が出ます」と断定する説明への注意
一部の悪質な塗装会社が、契約を取りたいがために「助成金で安くなるから大丈夫です」と断定的な言い方で勧誘することがあります。
しかし、助成金の受給には厳しい審査があり、最終的な判断を下すのは自治体です。
確証がないまま甘い言葉をかける営業担当者には注意し、提示された情報が正確なものかどうか、自ら役所の窓口などで確認しましょう。
4. 大分市では屋根塗装の助成金はあるのか

インターネット上で誤解されやすい「自治体によって助成金がある」という情報への注意
「屋根塗装 助成金」と調べると、多くのサイトで「最大20万円支給」といった魅力的な言葉が並びますが、これらはあくまで「特定の地域」の話です。
お住まいの地域によって制度の有無は全く異なります。
私たちの店舗所在地である大分市で確認していきたいと思います。
大分市では「屋根・外壁塗装のみ」を対象とした補助金が取り扱われていないこと
現在、大分市において「屋根塗装や外壁塗装のみ」を目的とした工事に対する補助金制度は実施されていません。
耐震補強やバリアフリー化とセットであれば対象になるケースもありますが、一般的な塗り替え工事だけで現金が支給されることはないのが現状です。
大分市で塗装を検討される際は、助成金に頼らない資金計画を立てる必要があります。
制度は年度ごとに見直されるため、最新情報確認が必要である点
助成金や補助金の制度は、自治体の予算編成に合わせて毎年4月に見直されることが一般的です。
昨年までは存在していた制度が突然廃止されたり、逆に追加されたりすることも稀にあります。
現在は実施されていなくても、将来的に制度が新設される可能性はゼロではありません。そのため、工事を検討するタイミングで最新の情報を確認することが大切です。
5. 助成金がなくても後悔しない屋根塗装の考え方

助成金よりも優先すべき判断ポイント
塗装工事で最も大切なのは「助成金の有無」ではなく、「適正な価格で質の高い工事を行なうこと」です。
助成金で10万円安くなったとしても、手抜き工事で数年後に剥がれてしまえば、結局は大きな損失となります。
目先の金額に惑わされず、使用する塗料の耐久性や、その塗装会社が信頼できるかどうかを見極めることに意識を向けましょう。
屋根の状態によっては、塗装が最適解でない場合もある
屋根の劣化が進みすぎている場合、表面を塗るだけの「塗装」では不十分なことがあります。
下地まで傷んでいるのに無理に塗装をしても、すぐに雨漏りなどのトラブルに繋がります。
この場合、カバー工法(古い屋根の上に新しい屋根を重ねること)や葺き替えが必要になりますが、これらは塗装よりも高額です。
建物にとって本当に必要な処置を選ぶことが大切です。
費用だけで判断するリスク
「一番安い見積りの会社に決める」という判断は、屋根塗装において非常に危険です。
安さの裏には、塗料を薄めたり、工程を省いたりといったリスクが隠れている可能性があるからです。
助成金がないからといって安易に格安業者に飛びつくのではなく、保証内容や施工実績をしっかり比較し、15年から20年先を見据えた長期的なコストパフォーマンスで判断しましょう。
6. 判断に迷ったら、まずは屋根の状態を正確に確認する

表面だけでは分からない劣化や不具合がある点
屋根は、地上から見上げただけでは本当の状態が分かりません。
塗装が必要だと思っていても、実際にはひび割れから水が浸入し、内部の野地(屋根材を支える板のこと)が腐食している場合もあります。
逆に、まだ塗装の必要がないほど良好な場合もあります。まずは、ご自身で判断せずにプロの目で詳しく診てもらうことが、正しい判断のスタート地点です。
ドローンを活用した屋根診断を行なう
株式会社佐藤塗工では、安全かつ精密に屋根を確認するためにドローンを用いた診断を行なっています。
高画質のカメラで屋根の隅々まで撮影し、動画を撮影し、お客様に劣化を確認いただいてるため、納得感のある説明が可能です。
普段は見えない屋根の上の状態を、自分の目で確かめることで、今後の対策を冷静に考えられます。
必要に応じて、屋根裏診断も行なう
屋根の表面だけでなく、さらに踏み込んで屋根裏(小屋裏)の確認も行ないます。
屋根裏を見ることで、雨漏りの形跡がないか、断熱材にカビが発生していないかなど、建物の内側からの健康状態を把握できます。
外側と内側の両面から診断を行なうことで、本当に塗装だけで十分なのか、別の補修が必要なのかという判断の精度を飛躍的に高めることができます。
見えない部分まで含めて確認することで、判断の精度が高まる
屋根の表面、ドローンによる全体像、そして屋根裏の内診。これらを組み合わせることで、建物にとって最適なメンテナンス時期と方法を導き出します。
助成金の有無という不確定な要素に振り回されるのではなく、自分たちの家の「現在の現実」を知ることが、将来の雨漏りリスクを防ぎ、結果として住まいを守るための最短ルートになるのです。
7. 大分市で屋根塗装を検討するなら、まずは相談から
私たちは、お客様が納得して工事を進められるよう、丁寧なご相談から始めます。お問い合わせ後は現地で詳細な診断を行ない、結果に基づき最適なプランをご提案します。
現在、大分市では塗装の助成金はありませんが、私たちはその事実を踏まえ、最適な資金計画をご提案します。
助成金がないからと諦めるのではなく、塗料のグレード調整や火災保険適用の可能性など、プロの視点でコストを抑える工夫を共に考えます。
「屋根の状態が心配」「最新制度を知りたい」といった些細な疑問も歓迎です。
株式会社佐藤塗工は地域に寄り添う塗装会社として誠意を持って対応します。
診断や見積りは無料で行なっておりますので、お電話やホームページから、いつでもお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装・屋根塗装は株式会社佐藤塗工にお任せください。




















